T.P JOINT

概 要

接続プレート・嵌合方式無溶接継手【BCJ評定-FD0183-07】
T・P JOINTは、端板、側板、補強バンド、接続プレートおよび接続ボルトから構成されています。杭本体の継手金具は、端板、側板、および補強バンドからなり、側板に接続プレートのボルト孔に対応したねじ穴が切られています。
端版には、下杭に上杭を合わせた時に接続プレートの形状に嵌合する凸形の突起が形成される形となっています。接続プレートは、端板の突起と嵌合する凹形となっており、側板に接続ボルトを締め付けることにより凹凸を嵌合し、この嵌合部により杭に作用する応力を伝達します。
接続ボルトは、杭に引張力が作用した時の接続プレートの離脱防止の役目をしております。

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特 徴

溶接継手と同等の性能を有している

気象条件(風、雨、気温等)の影響を受けにくく、安定した施工ができる

火気厳禁の場所でも安全に施工ができる

溶接継手と比較して施工時間が短い

接続プレートを3分割し軽量化を図っているので取扱いが容易である

接続ボルトの締付けはトルクレンチを使用し、特殊な工具及び特殊な技能者を必要とせず、施工管理が容易である

接続プレートの杭本体からの突き出しが小さいので杭周面摩擦力への影響が少ない

全ての部品は工場製品を使用するので、品質の信頼性が高い

T.P JOINT 特徴その1

適用範囲

①杭径

300mm~1,200mm

②杭種

・遠心力鉄筋コンクリート杭
・振動詰め鉄筋コンクリート杭
・外殻鋼管付きコンクリート杭
・プレストレストコンクリート杭
・遠心力高強度プレストレストコンクリート杭
またはこれに類する杭
上記は平成13年度国土交通省告示第1113号第8項第六号により許容応力度を定めた杭を含む

③杭の使用条件

継手の性能は、杭に作用する軸力の範囲内において、杭本体の性能を上回っていること。なお、継手の性能が一部の軸力の範囲で杭本体の性能を下回る場合でも、継手の曲げ耐力とせん断耐力が、継手部分に作用する曲げモーメントとせん断力を上回ることを確かめた場合には使用できる。

④適用工法

打込み杭工法(杭径300~600mm)
埋込み杭工法(杭径300~1200mm)

⑤継手の性能

許容圧縮軸方向力の低減率は0%とする。短期許容引張耐力は、杭体の短期許容引張耐力に「有効率」を乗じた値とする。

仕様など詳しくはPDFでご覧ください

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